漢方薬効能・副作用、100万人分データで検証

漢方薬関連のニュース_東洋医学・漢方・鍼灸を学ぶ

ほんとのところ漢方薬はどうなのか?

かつて漢方薬を飲んでいると言うと、そんなの効くの?と、怪訝そうに言われることもありました。

しかし最近では、多くの病院でも処方されるようになり、一般の多くの方にも滲透してきています。

もともと医療と言えば、鍼灸や漢方薬と言ったものが主流だったはずなのに、こういう状況にあるのは変な感じもしますが、より自然な形での医療を求めている方が増えていると言うことの現れでしょうか。

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しかし、鍼灸の臨床をしていると、病院で漢方薬を処方され、それをもう数ヶ月も飲んでいるけれど、あまり効いた気がしないというお話しも患者様から聞くこともありますし、中には漢方を飲んでいて体調を崩したという話も聞きます。

漢方薬の処方をするには、漢方独自の診察方法や処方概念(弁証論治)が必要であるが、それがスタンダードにできる先生はいったいどれくらいいるのでしょうか?

もしそれなりの数の先生がいるのであれば、漢方薬による過誤や誤治、効かないといったことはそれほど起こらないのではないかと思うのですが、そのような話をよく聞くのはなぜでしょうか?

もっと積極的に漢方薬の検証も進めるべきだと思いますが、こんな記事がありました。

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しかし検証はうまくいくのか?

この記事を読むと、後半は”アーユルベーダ”などという言葉が入って、どうもその範囲が曖昧です。

記事を書いている人には全くその区別がついていないといった感じですし、全く知らない人が読んだら、中国医学とインド医学を同じ土俵の上に上げるものだと勘違いする人もいることでしょう。

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それは新聞記事だからいいとして、この検証の内容ですね。

だれが責任者としてやるのか、どういう判断基準でデータを集約するのか、いま一つはっきりとしません。

ここに挙げてある図のように、各施設からのデータを集めるということだとしたら、問題は各先生の力量を測定しておかなくてはいけないということ。

冒頭にも書いたように、各先生による施術能力のレベルが様々な中で、データだけを集めて何になるのだろうか?

ひょっとしたら、漢方薬は効きませんなんて結果が出やしないだろうか?

そのあたりは心配があるのですが、しかしそれでも政府が動き出したというのは大きな一歩かもしれません。

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ということで、今後のニュースに期待したいと思います。

 

 

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