WHO(世界保健機関)が、今春開催予定の総会において、伝統的な東洋医学の章を追加するそうです。
かつてWHOは、1996年に鍼灸の適応症についてリストをまとめたことがありますが、これは今後の研究課題という意味合いで、効果があると断定したわけではありませんでした。
しかしここにきて、漢方や鍼灸を含めたアジア発祥の伝統的な医療が本格的に取り上げられることとなりました。
少しずつではありますが、ようやく東洋医学のよさが、アジア地域に限定されたものではなく、より広く世界的にも認定される日がくるという期待が高まります。
世界の潮流が、日本にもやってくるよう、漢方や鍼灸を扱っている私たちも日々精進。
信頼される医療になるよう、日々臨床に情熱を燃やしたいところです。
都内で鍼灸師をしています。国際中医師の免許を取得するため、勉強中であります。
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