『ナショナル・ジオグラフィック』2019年1月号
グラフ雑誌の医療特集
世界的に有名なグラフ雑誌、ナショナル・ジオグラフィック。
毎号毎号とても印象的な写真が多い雑誌で、多岐に渡る特集が組まれます。
209年度1月号は、医療特集。
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中国医学が特集されたページも
表紙には『医療の未来』とありますが、我等が東洋医学(この雑誌では“中国医学”)が扱われています。
ナショナル・ジオグラフィックに東洋医学が載るなんて、とても嬉しいし、これを機会に東洋医学に興味を持ってくれる人が増えるといいなと思います。
漢方薬の配伍の妙なども、このように分かりやすく図になっています。
漢方薬、薬膳によく利用される枸杞・枸杞子はこのように日干しにされて出荷されるらしいです。
いつかは見学してみたいですよね。
[quads id=3]しかし鍼灸は・・・
中国医学=漢方薬という図式がやはり根強いのか、鍼灸はほとんど扱われていない。
あるのはこんな写真。
インスタグラムで欧米の鍼灸師さんをフォローしておりますが、こんな過激な吸角・吸玉・カッピングの写真を見ることが多いです。
そんなに激しいのが流行っているのかなぁと、ちょっとびっくりします。
鍼灸の写真というと、どうしてもこういう見た目の派手なものが扱われることがありますよね。
鍼灸を受けに行こうと思っている人も、こんな写真を見ると気持ちが折れますよね。
こういう写真を見ると、変な誤解が生じないといいなと心配してしまいます。
しかもこれがまたかのナショナル・ジオグラフィックに掲載されているんですからねぇ。
でも、こういうのは一部であって、かなりトリッキーなもの。
もっと地道で地味な作業の積み重ねが鍼灸であることを知ってほしいですよね。
でも、一読の価値ありですので、ぜひ機会がありましたら読んでみて下さい。
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都内で鍼灸師をしています。国際中医師の免許を取得するため、勉強中であります。
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