先週の日曜日、何気なく日本橋を歩いていたら、富山県の物産館である「とやま館」を発見。
最近、富山県がロケ地の『羊の木』という映画を観たところだったので、これは何かのご縁と思ってそのまま店内へ。
すると、まず目に入ったのが、「越中富山のくすりフェア」。
私が小さい頃は、たいていの家には木で作られた薬箱があり、それはいわゆる“富山の置き薬”というもので、何かあると両親がそこから薬を持ち出していました。ケガの多かった私は、あの“赤チン”が懐かしいです。
そんな置き薬として活躍していたものが、今でも現役で製造・販売されているのですね。
どのくらいのシェアがあって、どのくらいの規模の会社が多いのかは分りませんが、今でも続いていることに驚きました。
そして、どれもすてきなパッケージで、レトロモダンな佇まい。
ふだん自分や家族の身体は鍼でメンテナンスしてしまうので、ほとんど薬は飲みませんが、このパッケージに惹かれて思わず三つほど購入してしまいました(^_^;)
残念ながらこの「くすりフェア」はもう終わってしまいましたが、富山は“くすり”を前面に出して観光PRをしているということで、店内には様々な関連商品がありました。
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たとえばこの「くすしそば」は、漢方生薬の黄精入り。
どのくらいの分量が入っているのか、薬効がどの程度かは分りませんが、こういった商品があることが面白いですよね。
現在富山市では、「富山やくぜん」という認定制度を設けているそうで、観光資源として活用しているそうです。
これだけのものを見ていたら、実際の富山にも行ってみたい気分になりました。
暖かくなったら行ってみようか。
日本橋 とやま館のHP
都内で鍼灸師をしています。国際中医師の免許を取得するため、勉強中であります。
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