日本漢方、大丈夫か!?

東洋医学関連のニュース_東洋医学・漢方・鍼灸を学ぶ

漢方薬の勉強をしていると、日本の漢方業界がとても遅れていることを痛感します。
方剤の内容、方剤の種類、どれを取っても遅れている。
中国はさすが本場で、国家規模で支えているので、資金も人も潤沢。
もうこの遅れを取り戻すのは容易ではないような気もします。

漢方薬だけではなく、鍼灸についても、同じようなことが言えるのではないでしょうか。
伝統鍼灸系の先生の多くは、未だに、“日本の鍼灸は身体にやさしい”とか、“多様性があるから大丈夫”と思っていないでしょうか?
もちろん多様性があるのは悪いことではない。でも、それによる弊害も多くなっているような気がします。
小さな派閥争いや、自慢のしあいっこなど。
その一方で、一般の方からしてみれば、鍼灸院の選択に迷うばかり。
ますます一般の方はどこを選んでいいのか分らずに、鍼灸を受診する機会そのものを逃してしまいます。

中国からの外圧は脅威でもありますが、この黒船をいい刺激に一層努力しなくてはいけないと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です